やるせなく果てしなく

やるせなく果てしなく

好きなことも嫌いなことも好きなように書きなぐる

在宅勤務

今日から在宅勤務である。

昨今の情勢を踏まえての全社判断であり、打合せややむを得ない事情がない限りは出社はせずに自宅で仕事をせよというお達しである。

 

私が身を置く会社、というか業界は基本的にはオフィスに身を構えてないとできない仕事ではない。PC1台とやる気さえあれば正直場所はほとんどどこでもいい。なのでこうして私は今自宅の机でこれを書いているわけだが、つまりはやる気が起きていない。どういうことか。

 

どうにもこのパンデミックな社会情勢の中で我々は仕事の数が非常に減少しておりすなわち、勤務時間にあたる間ずっと仕事をするほどのものがないのである。それは会社としても重々承知しているようで、規定時間にとらわれる必要はない、ということを言っている。まあそうなるわな。

 

で、それ以外の時間で今後の会社にとって、自分のとってどう仕事を作っていくか、ということを考えるべきなのであり、私はこの拙文をひたひたと書きながらそのことについて考えている。頭の中で空想するだけだと眠くなっちゃうからね。

その際のBGMはMura Masaのデビューアルバムだ。発売してからまあまあ経つけどめちゃくちゃいけてるからみんな聞いてね。

 

Mura Masa [Explicit]

Mura Masa [Explicit]

  • 発売日: 2017/07/14
  • メディア: MP3 ダウンロード
 

 

まずは五輪の来年7月への延期。これによって本来予定していた時期がすっぽり空いてしまったわけで、おそらくその空白の期間をどうしていくか、というのが一つの課題なのだと思う。でもコロナがいつまで続くかによっては今の自粛ムードがそこまで伸びてしまうかもしれず、その判断ができないクライアントはしばらくは静観、という形になるだろう。そもそも本当にいつ収束するのかね。仕事柄フリーで働いている人たちやレジャー、エンタメ業界にいる人たちの厳しい環境がこの先も続くのかと思うと、もっと日本は彼らをサポートしてやんなきゃまずい。自分がいる会社もそうだけど。

 

ただしいつかはコロナも猛威がなくなるあるいは特効薬ができてインフルエンザのような付き合い方ができるようになる、ことを仮定していくとする。その時期を8月からにしたとき、たぶん企業の多くはこれまでの自粛ムードを打ち消そうとしたイベントやキャンペーンをやりたがってくるのだろう。そこからが私たちの出番なわけである。

 

ということは、できることはもう今から始まっているんじゃないだろうか。

時期はともかく、落ち着いた先にあるポジティブなパワーを持ったイベント作り。

国民をエンパワーメントできる強いメッセージを持ったイベントこそ、今求められているのだと思う。

 

イベントには人の気持ちを持ち上げ、前向きにさせるエネルギーがあると私は信じている。リアルな場で触れ・見て・感じるときの高揚感、充足感はみな知っているはずだし、それは今後どれだけデジタルが進歩しようともなくなっていくことはない。そしてこの暗たんたる昨今において最も望まれているのはイベントなのだと思う。

 

結局何も至っていない文章になってしまったが、

答えを出すのはまだまだ時間がかかることだと思う。

このしばらくの在宅勤務の中でそれをじっくりと考えていく必要があるなあ。