やるせなく果てしなく

やるせなく果てしなく

好きなことも嫌いなことも好きなように書きなぐる

さようなら2018年

2018年が終わって2019年がやってきた。

個人的には特段どうこう言うような年ではなかったな、というのが茫洋とした印象です。

ただこうして、正月休みという文字通りの天国から地獄に突き落とされてさらに悪辣な文章を書き連ねる苦行に身を置いた今、2018年は自分を整える1年だったなあと思う。

 

具体的には。

仕事にようやく一筋の光が見えた。まだぼんやりとだけどね。入社以来、無我夢中、暗中模索で死に物狂いで踊っていたんだけど、4年目という時間の中でやっと足元が見えるようになったというか。あ、おれ今こんな靴履いてたんだ、って始めて気づいた感じ。遅すぎ。

で、やっと自分の立ち位置とか立ち方とかそんなこんなが少しわかってきたもんだから、今は走ろうとか、靴紐ほつれてきたら結び直そうとか、泥付いたから拭いて綺麗にしようとか、なんというか自己判断っつうの?今これをやるぞってな自分での選択に迷いと間違いが減ったような気がするのである。まあこんな日記を会社の休憩中に書いている時点でさほど変わらん気もするが。

 

あとは生活。彼女と同棲を始めたのが一昨年の10月だったので、丸1年を共に過ごした。同棲なんてしてみたらさ、洋服の畳み方とか食器を洗うタイミングとか湯舟にお湯を溜める間隔とか本棚の配分とかで罵りあうもんなのかと戦々恐々としていたわけだけど、あれね、案外そんなこともなく、とっても平穏な1年でした。

たぶん向こうが立派。いつもごめんねありがとうね。

 

持ち物も整えた。鞄の中身を好きなもので揃えるっていうのも年末頃から意識したのだけど、ようやく持ちものがすっきり満足できるものでまとまったのでうれしい。鞄の中身抜き打ちチェック企画とかあったらモテるよ多分。

自分の嗜好はミニマリストではなくって、ないと困るなと思うものは携帯したい派。だから折りたたみ傘は絶対にリュックの中に入っている。ユニクロのやつ。

 

で、このユニクロの折り畳み傘は値段の割に軽くて丈夫なのでとても好き。義務教育の9年間で100本は傘を折ったおれでも、このユニクロの折り畳み傘は折れることなく2年くらい使っている。でも折り畳み傘ってさ、使った後は畳んでも持ちにくいし、鞄に入れるとびちょびちょになるじゃん、あれが超いやなわけ。だからコンビニでもらったレジ袋とかそんなのにとりあえずくるんで糊口をしのいでいたわけだけど、ダイソーで見つけたマイクロファイバー傘袋ってのが超優秀。濡れた傘もこいつにしまってしまえば鞄に放り込んでも安心。使った後は天日干しすればすぐ乾くし、ユニクロは最初からこの傘袋仕様にして売り出せばノーベル賞取れるレベル。

 

他にもいろいろ良い買い物できたなってのが2018年。金は使ったが無駄遣いは例年よりも少なかったんじゃないかしら。また機会があれば買ったものについては書くつもり。

 

音楽も聴いたけど、正直、年々聞くことへの欲求が減っているような気がする。

相変わらず買ってるし、感動することもあるんだけどね。やっぱり趣味だけに生きていた学生時代と比べれば割ける時間も労力もないからな。そこは少し寂しい。サブスクは結局プライムミュージックしか使っていないけど、とりあえずはそれで満足してる。

2018年はやっぱカーネーションの年だったかな。35周年おめでとうございました。

プリンスの未発表の音源集も興味深かったけど、同時に複雑な気持ちにもなった。感触がやっぱりヒンヤリしているような気がしてしまって、もう生身の血の通った新作は一生聞けないんだなあと切なくなってしまって。あんまり熱心に聞き込めなかったな。

 

だれも見ていないこのブログに書くという行為は、まさに排便と同じ。デトックス

 

今年はどんな1年になるだろう。どんな1年にしよう。

 

 

Piano & a Microphone 1983

Piano & a Microphone 1983